メインイメージ

妊娠中にマカを摂取しても大丈夫?

妊娠中の栄養補給にマカの摂取は大丈夫?

栄養が豊富で、滋養強壮や疲労回復効果が高いことで知られるマカ。
またマカは、性機能を向上し、ホルモンバランスを整える効果もあります。
この効果から、一部のネットのサイトでは、ホルモンバランスが乱れている妊娠中はマカの摂取は避けた方が良いという情報もあります。
果たして、妊娠中はマカの摂取は避けた方が良いのでしょうか?
今回は、妊娠中のマカの摂取に関してお話します。

マカは医薬品ではありません

マカと言うと、日本ではサプリメントでの販売がほとんどです。日本では実物を目にする機会がないため、医薬品の成分と勘違いされている方も多いのではないでしょうか?
マカは南米ペルー原産のアブラナ科の野菜で、古代インカの時代からアンデス高原で栽培され、食料の少ない高地では貴重な食料品でした。
マカの現物を目にすることが無いのは、ペルー政府が生のマカの輸出を厳しく禁止しているためです。

マカは栄養価が高く、エネルギーの生産に必要なビタミンB群、体作りに必要な各種アミノ酸や必須ミネラルが豊富で、古くからスタミナ食として愛用されています。
現在でも、マカはごく普通に家庭料理の食材として使用され、ジャムやお菓子、お酒などにも配合されています。
普段からマカを食しているペルーで、妊娠中に食べたマカが原因で体に異常が生じたといった話はありません。

マカのアルギニンは妊娠中に危険?

ネットの情報では、マカのアルギニンが性ホルモンの分泌を促進するため、ホルモンバランスが乱れる妊娠中はマカのアルギニンが悪い影響を与えるというものがあります。
しかし、アルギニンは体内で性ホルモンの分泌促進だけに使用されるわけではありません。
アルギニンは、組織の新陳代謝や傷の修復に必要な成長ホルモンの分泌を促進する作用があります。
この副次的効果として性ホルモンの分泌を促進する作用がありますが、その作用は本来緩やかなもので、妊娠中のホルモンバランスを崩すほどではありません。

アルギニンは骨に柔軟性を与えるコラーゲンの原料となったり、体内で発生する疲労物質のアンモニアの処理に使われたりと、体内での用途は様々です。
また、アルギニンは肉類や豆類などにも、普通に含有されるアミノ酸です。 b 栄養補給にマカを摂取したからと言って、マカのアルギニンが妊娠中に悪い影響を及ぼすことはありません。

マカは妊娠中の栄養補給に最適

妊娠中は、もう一つの生命を体に宿しているので、普段よりも多くの栄養素が必要です。
しかし、妊娠中はホルモンバランスが崩れやすく、ホルモンバランスが崩れると中枢神経に影響が出て、食欲不振に陥ることもあります。
日本で販売されているマカは、サプリメントに配合されているか、粉末状に加工されているマカです。
粉末状のマカは添加物が配合されていない限り、乾燥させたマカをそのまま粉末にしたものなので、マカの栄養素を100%摂取できます。
また、粉末状のマカはお茶やジュースに溶かしたり、スープやおかゆなどに混ぜたりして、食欲がわかない時の栄養補給にも使用できます。
少量で豊富な栄養素を含有するマカは、妊娠中には最適な食材です。

マカは妊娠中に不足しがちな栄養素を補う

妊娠中は胎児のために、普段より多くの栄養素が必要です。
特に、必須ミネラルのカルシウム、鉄、亜鉛は普段よりも多く摂取する必要があります。
厚生労働省が定める2015年度版『日本人の食事摂取基準』では、通常時に対し妊娠時に補強しなければならない鉄、亜鉛の摂取量を以下の表のように定めています。

月経無し推奨量妊娠時の推奨量
6.5mg初期+2.5mg
中・後期+15mg
亜鉛10mg+2mg

また、カルシウムは妊娠中の摂取基準が設けられていませんが、一般的に1日に必要な摂取基準の650mgに対し、+300mgが必要とされています。
妊娠中にどうしてカルシウム、鉄、亜鉛が普段よりも多く必要なのでしょうか?
簡単にご説明します。

カルシウムの役割

カルシウム、は胎児の骨を作るために必要なミネラルです。
妊娠中にカルシウムが不足すると、胎児に影響が出るばかりか、母体の方も骨粗鬆症や歯が悪くなるなど影響がでます。
乾燥マカ100gあたり、450mgのカルシウムを含有しているので、妊娠中に不足しがちなカルシウムが手軽に補えます。

鉄の役割

鉄は、体内で酸素を運ぶ赤血球の主成分であるヘモグロビンの製造に必要なミネラルです。
鉄が不足すると、胎児の成長に必要な十分な酸素が供給できなくなります。
また、妊娠中は貧血になりやすく、鉄の補給は必要不可欠です。
乾燥マカ100gあたり、25mgの鉄を含有しているので、妊娠中の鉄不足を十分に補えます。

亜鉛の役割

亜鉛は、胎児の成長に必要な細胞分裂を促進するミネラルです。
亜鉛が不足すると、未熟児になる確率が10倍近くになると言われ、早産や流産のリスクが高まり、また胎児の脳の発育にも影響が出ます。
乾燥マカ100gあたり、亜鉛を12mg含有しているので、マカで亜鉛を補うと胎児が順調に成長します。

これらの栄養素は、日本人の普段の食生活でも不足しがちな栄養素です。
しかも、妊娠中はさらに多くの摂取が必要になります。
マカはこれらの栄養素以外にも必須ミネラルが豊富で、他にも胎児の育成に必要な各種アミノ酸などを手軽に摂取できます。

まとめ

マカはホルモンバランスに影響を与えるため、妊娠中は摂取を控えた方が良いという情報があります。
しかし、原産国のペルーでは一般的な食材で、妊娠中に食べたために体に悪影響がでたという話はありません。
マカでホルモンバランスに影響を与えるアルギニンは一般の食材にもある栄養素で、体内では他の用途にも使われるので、妊娠中に悪影響を与えるほどではありません。
一方、マカは妊娠中に胎児の育成に使われるため不足しがちなカルシウム、鉄、亜鉛が豊富で、他にも各種ミネラルやアミノ酸を多く含有しています。
乾燥粉末のマカは、ジュースやスープなどの食材に混ぜて摂取ができるので、妊娠中にホルモンバランスの影響で食欲不振になった際の栄養補給が手軽にできます。
栄養豊富なマカは、妊娠中の栄養補給に最適な健康食品です。

トップに戻る