マカは、ペルーのアンデス地方、標高4千メートル以上の高地・ボンボン高原などで作られているアブラナ科の野菜です。
健康に欠かせないアミノ酸やビタミン類などの栄養素が豊富に含まれている為、最近では、妊活にも授乳期にも良いと人気が広がっています。
植物のマカはキャベツやカイワレ大根の仲間です。だったらいくら摂取しても大丈夫そう、と思うのですが、元気効果が高い分だけ、逆に、アレルギーや体調不良の原因になる可能性があります。
残念ながら、体質的に合わない方も一定数いて、腹痛や下痢、頭痛、ニキビなどの副作用が見られます。
妊活中に健康効果を実感された方の中にも、出産によって体質やホルモンバランスが変化し、授乳中に飲んでみたら合わなくなっていた、ということもあるようです。
もちろん、授乳中もずっとマカを欠かさなかったおかげで、母子ともに健康で授乳期を過ごせました、という方もおられます。
ホルモンバランスが整えられ、代謝機能が高まり、含まれている多様で豊富な栄養分が、疲労しやすい授乳期のお母さんの健康を保ちます。
また、母乳を通して栄養を受け取った赤ちゃんは、成長のために必要なものをたっぷりと得ているようだ、という声もあります。
授乳期には、食べ物や飲み物には細心の注意を皆さんがされていると思います。
どんなものが母乳のためによいか、水はどの位必要か、炭水化物はどうやって食べるのが一番いいか、など、制約ではありませんが、気のなることは多いです。
そんな中、マカを授乳期に取り入れる時には必ず気を付けてほしいことが一つあります。
男性の精力増強剤として有名になったマカのサプリには、カフェインが含まれているものも多くありますので、これは避けて下さい。
ご存知のように、母乳を通して赤ちゃんの体内にカフェインが入ると、強い興奮作用を起こし、眠れなくなることもあります。
他にも、マカサプリに含まれている成分には気を付けて、影響が出そうなものは選ばないようにしてください。
そしてもし、授乳期にマカサプリを取り入れる場合は、少量から試して徐々に増やしていく方法をおすすめします。