「めまい」は珍しいものではありませんが、原因や症状、改善法など詳しいことはよく知らない、という方が多いのではないでしょうか。
原因は「耳から」「脳から」「加齢から」の3種類、症状としては「ぐるぐる」と「ふわふわ」の2つが代表的です。
マカの摂取で「めまい」の症状が改善した、という方がいらっしゃいます。
各種ビタミンやアミノ酸、ミネラルなど豊富な栄養分が相互に作用して良い結果が導かれたようです。
特に、ビタミンB12の貧血を防ぐ力と、アミノ酸の一種・アルギニンが血流をスムーズにする働きは、立ち上がった瞬間にくらっとする「起立性低血圧」のめまいなどを改善します。
弱ってしまった血圧調整機能が回復すれば、脳など全身に酸素や栄養が行き届き、「めまい」は抑えられるようになるからです。
また、更年期の女性がホルモンバランスの崩れから自律神経を痛めた際の「めまい」には、マカの女性ホルモン・エストロゲン分泌を促す働きで症状軽減が見られます。
即効性はありませんが、徐々にホルモンのバランスがもどり、原因が小さくなるので、症状も出にくくなります。
では、改めて「めまい」とは何なのでしょうか。
私たちの平衡感覚の錯誤、つまり、身体のバランスがうまくコントロールできない状態です。
身体の動きを常に監視している「三半規管」と、瞬間瞬間の加速度や重力を処理する「耳石器」の信号が、大脳皮質に届くまでのシステムに不調をきたすために起こります。
肉体がバランスを保つためには、まず、内耳の三半規管に満たされているリンパ液と、耳石器内の炭酸カルシウム粒の傾きなどが信号化されます。
それが、前庭神経から脳幹、視床、大脳皮質に伝えられて、立ったり座ったり動いたり、がスムーズにバランスよく行えます。
「めまい」の場合は、どこかが不調になり、このバランスが崩れるわけです。
三半規管と耳石器、前庭神経まで、耳からくる「めまい」では、メニエール病や前庭神経炎などの疾患が発症している場合があります。
また、脳から来ている「めまい」は、耳由来より「めまい」そのものの症状は軽いことが多いですが、脳梗塞や脳出血が発症していることもあるので注意が必要です。
「めまい」は侮ると危険な面もあります。
日頃からの健康管理で予防するために、一度マカを試してみてはいかがでしょうか。